活動レポート(造園)

造園について

熊谷高等技術専門校にて「造園」を学びました。

熊谷高等技術専門校修了生造園協力会会報に掲載した一部をご紹介いたします。



熊谷桜と行政書士

熊谷高等技術専門校修了生造園協力会会報より

#32前期 県央Gr 熊谷市 萩原 武 

1) 熊谷桜

 平成20年3月29日総会後の懇談会終了時に、次回会報の原稿依頼があり、丁度満開だった我が家の熊谷桜をデジカメで写してみた。桜は熊谷市の花である。熊谷桜は、名称が良いのは勿論、早咲きで小さな八重の花が可憐で、木が大きくならないのが良い。3年前、桜ファンクラブ主催の接木講習会に、家族3人で出席し、各自3本ずつ計9本実践。当日の説明によると、最初は3分の1の成功率で良い方とのことだったが、我が家では外科手術に5鉢成功した。その後元気に育ち、鉢だと猛暑の熊谷では夏の水くれも大変なので、昨年一鉢を残し4鉢を坪庭にそれぞれ移植し、今年の満開を迎えた次第です。永年幻の桜となっていたので、皆さんも1本持たれると話のタネになるのではないでしょうか。スタートが早ければ熊谷桜の先生あるいは商売になっていたかも知れない。

2) 造園科との出会い

 私は、産業団体(金,銀,銅,鉛,亜鉛,ニッケル等重要な基礎物質、非鉄金属鉱業・製錬業界)で37年間に亘り、財団法人を兼務して業界団体の事務局員として、官庁と会員会社の間にあって総務を担当してきたが、定年後まもなく縁あって造園科に合格、入校後に自分の不器用さを改めて思い知らせられた。それでも卒業の頃には体が締まり、深谷市櫛引にあった県の農林総合研究センター(植木支所)まで車で通学したので、運転も上達した。造園科に入校した時私は60歳だったが、年長の61歳の人が班長を務めてくれたので助かった。
卒業と共にシルバーセンターに行き、ひょんなことから18年度は市の施設管理についた。庭木の手入れも仕事に含まれていたので張り切ったものだ。この間に月刊・シルバー人材センターを詳細に読む機会があり、植木班が全国で活躍しているのを知り、心強い思いがした。

3) 行政書士

 また持っていた行政書士の登録を思い立ち研修も受けた。名刺に「相続手続き 遺言書作成 成年後見」業務と入れたところ2~3依頼を受け、半年位かかる重要な相続業務が始まった。行政書士無料相談会にも参加し数件の相続の相談も受けた。

4) 市民大学

 19年度は熊谷市市民大学 (平均年齢63歳)に入り、入学式で100名の入学生を前に「誓いのことば」を述べるという貴重な経験もし、共通学習と古代史クラブで学び3月15日に卒業した。平均の63歳に近い人たちは、終戦の頃の生まれに当たる。戦後教育を受けた層が、第二第三の人生を歩み始めたということだろう。その学び舎、桜メイトでの3月29日の総会となり、皆さんと再会できたのも何かの縁である。

5)近況

 現在は、秩父札所総開帳記念ハイキングを楽しむ余裕もできた。ADR(裁判外紛争解決)、成年後見制度、会社法、外国人の増加等時代も変わった。造園を学んだお陰で、行政書士として伺った依頼者宅の玄関先でも植木を介して話題が豊かになります。口コミが大事で、昔の同期からも依頼が入ったり…。年金時代に入ったことを背景に、昔学んだ知識を活かし、皆様のお役に立てる行政書士として、街の身近な法律家を努めています。


萩原行政書士事務所(相続手続き 遺言書作成 成年後見)
E-mail t.hagiwara@vanilla.ocn.ne.jp
〒360-0023 埼玉県熊谷市佐谷田2856-4 TEL 050-3457-9898


満開の熊谷桜・萩原宅にて 平成20年3月30日
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満開の熊谷桜は早咲きで
小さな八重の花です

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満開の熊谷桜



追記   

平成22年度は同期の世話人を勤めさせていただいた。

平成25年度
 行政書士業務も、ADR、行政書士コスモス成年後見と増え、更には特定行政書士業務も加わった。「市の行政書士相談会・相続、遺産分割協議や遺言他」等参画、研修会、勉強会も数多くあることから「造園(クラブ)業務」は、卒業となった。
OB会ばやりで顔を出すところも多くなり取捨選択が必要となってきた。